コンサートのご案内

コンサート

今月26日(水)12:10より、富山市役所ホールでミニコンサートをします。
30分間という短い時間ですが、18世紀の鍵盤楽器音楽を現代のピアノで演奏し、その魅力を伝えたいと思っています。
お時間がある方は、ぜひお越しいただけたら嬉しいです!

バッハ:ゴルトベルク変奏曲BVW988 より 

ゴルドベルク変奏曲は、バッハが1741年に作曲した鍵盤楽曲集で、彼の代表的な作品の一つです。この曲は、ロシアの外交官ケイザーリング伯爵のために作られたとされ、伯爵の不眠症を和らげるために、バッハの弟子であるゴルドベルクが演奏したといわれています。
技術的にも音楽的にも高度な作品で、豊かな表現力と構造美は、バッハの天才を示す傑作として今も世界中で演奏されています。

スカルラッティ:ソナタ K.466

このソナタは、ホ短調の作品で哀愁漂う美しい旋律が特徴です。独特なリズムと装飾音が織り交ぜられ、スカルラッティが活躍したスペインの影響を感じさせる情感豊かな曲です。

モーツアルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573

1789年に作られたピアノ独奏曲で、とても親しみやすく、モーツァルトが残した最後の変奏曲とされています。デュポールのメヌエットを主題に、モーツァルトらしい繊細さや遊び心が詰まった9つの変奏が展開されます。各変奏には多彩な表現やピアノの魅力が込められており、特に第7変奏の深みや、最後の華やかなフィナーレが印象的です。

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